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黄金の大黒

きんのだいこく

別名 · 金の大黒

人情噺江戸・上方長屋大家宅考えオチ

床の間から現れた大黒をめぐり、長屋の人々が相談する。

情景

九尺二間の長屋。継ぎ接ぎの羽織。床の間の、金の大黒。

登場人物

あらすじ

  1. 大家から呼び出し。長屋中、店賃の催促かと戦々恐々。
  2. 息子が普請場で黄金の大黒を掘り当てた祝い。
  3. 紋付がなく、継ぎ接ぎ羽織を着回して口上を述べる。
  4. 酒宴がピークになり、「豊年じゃ、米が安い」と唄う——。

みどころ

聴くとき

宴の唄。米が安い、という拍子。

結末

  1. 黄金の大黒が米俵を手に立ち上がり、玄関へ向かう。
  2. 大家が謝ると、大黒が振り向き一言。
  3. 「豊年で安くなる前に、踏まえていた俵を売りに行く」——福の神の相場観。

オチ

豊年で米が安いと唄われ、床の間の大黒が俵を持って歩き出す。福の神が相場を気にする。

サゲ

「豊年で安くなる前に、踏まえていた俵を売りに行く」

江戸は「恵比寿も連れてくる」型あり。本線は米を売りに行く世知辛さ。 上方本線は米を売りに行く世知辛さ。江戸は「恵比寿も連れてくる」型あり。

ほかに