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五貫裁き

ごかんさばき

別名 · 一文惜しみ

A裁き江戸奉行所長屋裁き

一文を投げた罰は、五貫を一文ずつ。八五郎は、夜ごと質屋の戸を叩く。

情景

長屋の朝。奉加帳。質屋の雨戸と、奉行所の砂。

登場人物

あらすじ

  1. 賭博場の使い走りだった八五郎は、大病を機に人生を見直し、八百屋を志す。
  2. 大家の勧めで奉加帳。徳力屋は初筆を三文→一文に減らす。
  3. 怒った八五郎が一文を投げ、訴えへ。大岡が罰金五貫を申し渡す。
  4. 日に一文ずつ徳力屋へ渡し、徳力屋が奉行所へ——。

みどころ

聴くとき

夜更け、八五郎が一文を持って雨戸を叩くところ。

結末

  1. 毎朝、八五郎が徳力屋を叩き起こし、一文と受取を取る。
  2. 奉行所は主人本人と五人組同道を求め、手間と金が膨らむ。
  3. 徳力屋が音を上げ、百両で示談——一文惜しみの百両損。

オチ

一文を投げた罰が、日に一文ずつの五貫。夜ごとの一文返しが、一文惜しみを百両損に変える。

別名『一文惜しみ』を統合(同筋別題)。

ほかに