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五人廻し

ごにんまわし

別名 · 小夜千鳥 · 五人廻し

A色噺江戸連鎖

大引け過ぎの廓。来ない花魁を待つ四部屋の文句が、廊下の若い者へ集まる。

情景

吉原の廊下。深夜の明かり。客室の襖と、若い者の息。

登場人物

あらすじ

  1. 廻しの制度で、一人の遊女に客が重なる夜。
  2. 大引け過ぎても花魁が来ず、若い者が各室の苦情を引き受ける。
  3. 一人目にどなられ、二人目に詰められ、三人目に法律を盾にされる。
  4. 逃げる先にも、次の呼び声——。

みどころ

聴くとき

若い者が四部屋の苦情を伝え、お大尽が金を出すところ。

結末

  1. 四人目まで苦情が続き、若い者の身がもたない。
  2. お大尽が四人に揚げ代を渡し、帰してもらおうとする。
  3. 喜瀬川が若い者にも金を渡し——「四人と一緒に帰って」。

オチ

来ない喜瀬川を待つ四人の客が、廊下の若い者へ次々に文句を浴びせる。最後は若い者まで、四人と一緒に帰れと言われる。

サゲ

「四人と一緒に帰って」。

四人目の田舎客の騒ぎで切り、最後の問答を置かない型もある。

ほかに