ごんすけざかな
別名 · 熊野の牛王
旦那の用事を頼まれた権助が、魚屋で土産を選ぶ。
商家の勝手口。おかみと旦那に順番に買収された権助が、魚屋で網打ちの獲物を選ぶ。
魚を見たおかみの、沈黙の一秒。
川魚を買うはずの権助が海魚や蒲鉾を持ち帰り、蒲鉾も網で捕った魚だと思い込んでいる間抜けのサゲ。
「どこの川に蒲鉾が泳いでる」——「網を打った時、みんな死んでた」
魚の種類、金額、網打ちの行き先には演者差がある。別題『熊野の牛王』。『関東一円で取れますか』『一円でねえ、二円もらった』と落とす型もある。