← もどる
ごんすけしばい
別名 · 一分茶番 · 素人芝居 · 素人茶番
芝居噺江戸長屋地口
芝居の盗賊役が足りず、興行主は人足の権平を一分で雇う。
長屋の誕生日。素人芝居の舞台。縄目の、きしみ。間の、短い沈黙。
「誰に頼まれて盗んだ」——縄が締まる声。
芝居の自白が雇用の事実になる。役料の「一分」が、盗賊の頼み先の白状になる。
「吉兵衛さんに、一分で頼まれました」
別題に『一分茶番』『一分芝居』『権助茶番』がある。役料は一分・五十銭など口演差があるが、本線は『一分で頼まれました』。