しんけいかさねがふち
別名 · 累ヶ淵後日の怪談
鍼医・皆川宗悦をめぐる因縁から、深見家と皆川家の怪異譚が始まる。
根津の深見家から羽生村まで。金の貸し借り、恋慕、殺人が世代を越えてつながる。
通しでは登場人物と血縁が多い。高座では『宗悦』『豊志賀』など一章ずつ演じられることが多い。
地口のサゲで終わる噺ではない。新吉、お賤、お熊の死を経て、惣吉が安田一角への敵討ちを遂げ、長い因果を閉じる。
惣吉が安田一角を討ち、母の仇を取る。
初代三遊亭圓朝作。当初の題は『累ヶ淵後日の怪談』で、『真景』は当時の流行語『神経』をもじったもの。全編は97章に及び、高座では『宗悦殺し』『豊志賀の死』『お熊の懺悔』などを抜いて演じることが多い。