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ぞろぞろ
滑稽噺江戸・上方稲荷茶店床屋対比
売れ残りのわらじを稲荷へ供えた男が、床屋で客を迎える。
閑散とした稲荷の門前。天井の一足。雨のぬかるみ。カミソリの光。
ワラジの増殖。剃刀を当てた直後の間。
ワラジは祈りのあとぞろぞろ下りて売れる。真似た床屋は、剃るたびひげがぞろぞろ生える。
ひげを剃るたび、新しいひげがぞろぞろ生える。
上方発、江戸へ。読みは「ぞろぞろ」。材料の「そろそろ」は誤りやすい。 舞台は太郎稲荷/お岩稲荷など。本線はワラジとひげの対比。