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大工調べ

だいくしらべ

別名 · 大工裁き

裁き江戸長屋奉行所裁きの一文

道具箱を質に取られた大工の与太郎を、棟梁が大家のもとへ連れて行く。

情景

長屋の土間。取り上げられた道具箱。南町の白洲。

登場人物

あらすじ

  1. 与太郎が仕事に出ず、棟梁が様子を見に行く。
  2. 家賃滞納で大家が商売道具の道具箱を留め置いたと知る。
  3. 一両二分を持たせて返すよう頼むが、八百文足りないと追い返される。
  4. 棟梁が大家の所行を難じ、南町奉行所へ裁定を願う——。

みどころ

聴くとき

奉行が大家を呼び止める声。

結末

  1. 奉行はまず家賃未納を叱り、不足分を払わせる。
  2. 続けて質株なく道具箱を取ったのは法度と命じ、手間賃銀まで払わせる。
  3. 「八百文のかたに二百匁——さすが大工は棟梁」「へえ、調べをごろうじろ」。

オチ

奉行の「調べ」が、大工の仕上げにすり替わる。細工は流々・仕上げをご覧じろの地口。

サゲ

「さすが大工は棟梁」——「へえ、調べをごろうじろ」

後半の裁判のみ演じる型と、上で切る型あり。 後半の白洲まで演じる型が地口サゲ本線。上(大家糾弾)で切る型もあり。

ほかに