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茶の湯

ちゃのゆ

別名 · 素人茶道

A滑稽噺江戸長屋隣人考えオチ

暇な隠居が、青きな粉とムクの皮で茶の湯を始める。

情景

根岸の茶室。青い茶と、油を塗った手製の饅頭。

登場人物

あらすじ

  1. 隠居が定吉に茶の湯の道具を買わせる。届くのは抹茶ではなく、青い粉や的外れの品。
  2. ムクの皮の粉まで入れた偽茶で、腹を壊す。
  3. それでも茶会を開き、長屋の連中を呼ぶ。茶は残し、菓子だけが減る。
  4. 油の乗った自作饅頭を出すと、客足が途絶える——。

みどころ

聴くとき

客が茶を飲んだふりをし、菓子だけ懐へ入れていく。

結末

  1. 事情を知らぬ知人が、残った饅頭を畑へ捨てる。
  2. 饅頭が農夫の顔にへばりつく。
  3. 農夫がつぶやく——「ああ、また茶の湯か」。

オチ

知人が窓から捨てた饅頭が、畑の農夫の顔にへばりつく。この辺りでは珍しくない災難らしく、農夫は「また茶の湯か」。

サゲ

「ああ、また茶の湯か」。

道具の呼び方のくすぐりは口演差。落ちは農夫の一言が本線。

ほかに