のざらし
別名 · 骨つり · 手向の酒
髑髏を供養した男の話を聞き、八五郎は向島で骨を探し始める。
長屋の隣室、向島の葦原、幽霊を待つ八五郎の部屋。
清十郎の怪談めいた語りから、八五郎の陽気な骨探しへ切り替わるところ。
「たいこ」を太鼓と聞き違え、拾った骨を「馬の骨」と思い込む。
「新朝というたいこでげす」「しまった。昼間のは馬の骨だったか」
現行の江戸口演は、八五郎が向島で騒ぐ場面までで切ることが多い。サゲまで演じる型には「馬の骨」と「馬の皮」がある。上方の『骨釣り』では幇間の茂八が骨を釣り、最後に石川五右衛門が現れる「カマ」のサゲになる。