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提灯屋

ちょうちんや

滑稽噺上方・江戸地口

開店サービスを始めた提灯屋へ、町内の若い衆が家紋を注文する。

情景

開店の提灯屋。家紋の注文。隠居の、円に柏。

登場人物

あらすじ

  1. 町内に開店した提灯屋が、紋を追加料金なしで書き入れると宣伝する。
  2. 書けない紋があれば提灯を無料進呈する、とも言う。
  3. 若い衆が剣片喰を「大蛇を鍾馗が寸胴切り」、竜胆崩しを「仏壇の地震」などと難題にする。
  4. 隠居が謝罪に訪れ、埋め合わせに提灯を買い、「円に柏」と告げる——。

みどころ

聴くとき

「まるにかしわ」——提灯屋の返し。

結末

  1. 難題続きで立腹していた提灯屋が、素直な注文に噛みつく。
  2. 「まるにかしわ、スッポンと鳥だろう」。
  3. 上方でスッポンを「まる」、鶏肉を「かしわ」と呼ぶ地口。

オチ

素直な家紋「丸に柏」を、判じ物続きの怒りで肉の隠語(まる=スッポン、かしわ=鶏肉)と取る。

サゲ

「まるにかしわ、スッポンと鳥だろう」。

上方から小さん系へ。東京では「まる/かしわ」の注釈が必要な場合あり。 上方由来。東京では「まる/かしわ」の説明が必要。

ほかに