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壺算

つぼざん

別名 · 壺算用

A滑稽噺江戸瀬戸物屋友人勘違い

二荷入りの水壺を買うはずが、長さんはまず一荷入りを値切る。

情景

瀬戸物屋の店先。一荷入りと二荷入りの水壺。一円と二円の勘定。

登場人物

あらすじ

  1. 二荷入りの水壺が欲しい吉公が、値切り上手の長さんを頼る。
  2. 長さんは一荷入りを安く買い、一旦店を出る。
  3. 町内を一回りして戻り、二荷入りと取り替えてくれと言う。
  4. 店主が代金を求めると、長さんは買った壺を指して勘定を始める——。

みどころ

聴くとき

店主がそろばんを弾き直し、二円になるのに首をかしげるところ。

結末

  1. 長さんの勘定では二円になり、二荷入りを持っていく。
  2. 店主は呼び戻し、そろばんでは二円だが、現金が一円足りないと気づく。
  3. 「これはなんという勘定なんで?」「これは壺算用というのだ」。

オチ

先に払った一円と、返す一円の壺を合わせて二円とする。そろばんは合っても、一円の現金は払われていない。

サゲ

「これは壺算用というのだ」。

一荷入りへ戻して取引を取り消す型や、「こっちの思う壺」で締める上方の型もある。

ほかに