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馬のす

うまのす

別名 · 馬の尾

滑稽噺江戸往来友人ぶっつけ

釣り支度の男が、白馬の尾をめぐって友人に酒を勧める。

情景

釣りの支度。白馬の尾。枝豆と盃。意味ありげな沈黙。間の、短い沈黙。

登場人物

あらすじ

  1. 釣り好きの男が糸の傷みに困り、白馬の尾の毛を抜く。
  2. 通りかかった友人が「それはえれえことをしたな」と意味深に言う。
  3. 理由を言わず、男の不安だけが膨らむ。
  4. 酒、もう一杯、枝豆——答えを聞き出すために奢り続ける——。

みどころ

聴くとき

ようやく口を開く友人の、短い一言。

結末

  1. たっぷり飲み食いした末に、友人が明かす。
  2. 馬の尾を抜いたらどうなるか。
  3. 「馬が痛がる」。そこで、落ちが決まる。

オチ

尾を抜いたら祟りか罰かと酒を奢らせた末、答えは「馬が痛がる」だけ。大げさな沈黙が酒代を稼ぐ。

サゲ

「馬が痛がるんだよ」

別名『馬の尾』。文楽型が定番。本線は拍子抜けの「痛がる」。

ほかに