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鉄拐

てっかい

別名 · 鉄拐仙人

滑稽噺江戸中国奇想

上海屋の余興に、番頭が山中で出会った仙人を招く。

情景

上海屋の祝儀。山中の仙人。満員の、腹の中。間の、短い沈黙。

登場人物

あらすじ

  1. 中国の廻船問屋が創業記念の余興に困り、番頭が珍芸を探す。
  2. 山中で鉄拐仙人に助けられ、分身の術を店の余興に呼ぶ。
  3. 大評判で鉄拐は増長。ライバル・張果老が馬の術で人気を奪う。
  4. 鉄拐は瓢箪の馬を吸い込み、分身を馬に乗せて出すと宣言する——。

みどころ

聴くとき

酔っ払いが腹の中で暴れる音。

結末

  1. 分身を吹き出せず、客を腹に吸い込んで中で見せる。
  2. 酔っ払いが騒ぎ、腹痛の末に吐き出す。
  3. 出てきたのは李白と陶淵明。

オチ

腹の中で暴れた酔っ払いが、酒豪の詩人・李白と陶淵明。

サゲ

出てきたのは李白と陶淵明。

談志が復興したと伝えられる。原話『落噺常々草』「腹曲馬」。 酒豪と知って初めて効く仕込み落ち。枕で李白・陶淵明を仕込む型が本線。

ほかに