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ひめかたり
滑稽噺江戸浅草鍼医地口
年の市で正月飾りを売る男が、浅草寺で身分の高そうな姫を見かける。
年末の浅草寺。しめ飾りの声。鍼医の店。脱ぎ捨てられた畏まり。
三人去ったあとの、通りの売り声。
飾り売りの「市やまけた/しめか飾りか」が、医者負け・姫かたりに聞こえる。騙りが売り声で総括される。
「医者負けた。医者負けた。姫かかたりか」
年の市の『市やまけた。しめか飾りか』のもじりが本線。医者の『大胆な』は反応として続く口演もある。