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宮戸川

みやとがわ

人情噺江戸恋人地口

締め出された半七とお花。雷の夜、叔父の早合点が縁を結ぶ。

情景

小網町の戸。霊岸島の叔父の二階。雷。浅草の雨。

登場人物

あらすじ

  1. 半七は将棋で帰りが遅く、厳格な親に締め出しを食らう。
  2. 同じく締め出しのお花と会い、雷に怯えられ叔父の家へ連れていかれる。
  3. 早合点の叔父が二人を夫婦扱いし、布団ひと組の二階へ。
  4. 雷が鳴り、距離が縮まる——演者によってはここで一度切る——。

みどころ

聴くとき

叔父が二人を二階へ通し、布団が一組しかないと分かるところ。

結末

  1. 夫婦となったあと、お花が浅草で消え、船頭が惨たらしい告白をする悪夢。
  2. 半七が覚め、お花は無事に帰っている。
  3. 「夢は小僧の使いだ」——五臓の疲れの地口。

オチ

夫婦ののちお花が消え、船頭の惨たらしい告白までが悪夢。起こしに来た小僧にかけ、「夢は五臓の疲れ」の地口。

サゲ

「夢は小僧の使いだ」。

本稿は後半の悪夢と地口まで通す型。寄席では前半の雷の夜で『ちょうどお時間』などと切る口演が多い。

ほかに