← もどる

湯屋番

ゆやばん

別名 · 桜風呂

A滑稽噺江戸湯屋考えオチ

吉原通いで勘当された若旦那。女湯が見えると聞いて、湯屋の番台を望む。

情景

大工の二階。湯屋の暖簾。空の女湯を前に、若旦那の一人芝居が始まる。

登場人物

あらすじ

  1. 吉原通いで勘当された若旦那が、大工・熊五郎の二階に居候。
  2. 働けと言われ、女湯見たさに湯屋の番台を希望する。
  3. 上がると女湯に客はいない。がっかりしつつ、惚れられる妄想の一人芝居。
  4. 男湯の客が集まり見物する中、一人が下駄を出せと怒鳴る——。

みどころ

聴くとき

妄想に夢中の若旦那へ、男湯から下駄を出せと声が飛ぶところ。

結末

  1. 若旦那「そっちの高そうなのをお履きなさい」。
  2. 他の客が困ると言うと、「順ぐりに履かせて、一番おしまいは裸足」。
  3. 高そうな下駄が、最後まで回る。

オチ

客の下駄が見つからないため、他人の高そうな下駄を順に履かせ、最後の一人だけ裸足で帰せばよいと言う。

サゲ

「一番おしまいは裸足で帰しますから」。

入湯料の『お払い』や、軽石で顔をこする妄想で締める型もある。

ほかに