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掛取万歳

かけとりまんざい

別名 · 大晦日浮かれの掛取り · 天下一浮かれの掛け取り · 掛け取り

滑稽噺江戸・上方長屋状況

家賃もツケも払えない大晦日。亭主は掛け取りの好きな狂歌や芝居で、一人ずつ帰そうとする。

情景

年の瀬の長屋。戸口の取り立て。布団の白布の記憶。

登場人物

あらすじ

  1. 家賃もツケも払えない大晦日。去年は葬式を装って香典に手を出し、ばれた。
  2. 今年は、掛け取りの好きなもので機嫌を取り、帰す作戦を立てる。
  3. 狂歌好きの大家に貧乏の句を並べ、感じ入らせる。
  4. 次々と来る取り立てに、それぞれの好物・芸で応酬する——。

みどころ

聴くとき

各人物が入るたびに変わる、亭主の口調。

結末

  1. 最後の三河屋の主人を、亭主が三河万歳の才蔵に見立てる。
  2. 万歳の掛け合いの末、三河屋がいつ払うのかと問う。
  3. 亭主は「ああら、ひゃあく万年もォ、過ぎたなら」と答える。

オチ

掛け取りの趣味に合わせて芸でかわし、最後は三河万歳の拍子で支払を百万年先へ伸ばす。

サゲ

「ああら、ひゃあく万年もォ、過ぎたなら」

別名に『掛け取り』『掛取り』。途中切りや登場する掛け取りの人数・趣味には演者差があるが、本線は三河万歳の『百万年』。

ほかに