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風の神送り

かぜのかみおくり

別名 · 風邪の神送り

滑稽噺江戸・上方地口

風邪の流行した町で、若い衆が風邪の神送りを始める。

情景

町内の行列。鉦鼓と三味線。川面の人形と、夜の網。

登場人物

あらすじ

  1. 悪性の風邪が流行し、若い衆が風邪の神送りを提案する。
  2. 紙とワラの人形を担ぎ、囃して境まで運ぶ習わし。
  3. 奉加はなかなか集まらず、それでも日暮れに行列が出る。
  4. 「お名残り惜しい」——振り向くと薬屋。人形は川へ——。

みどころ

聴くとき

網から立ち上がる神と、漁師の息。

結末

  1. 夜、魚捕りの網に人形がかかり、風邪の神が名乗る。
  2. 漁師「ははあ、夜網(弱み)につけ込んだな」。
  3. 送りの神が、弱みの地口で回収される。

オチ

流した風邪の神が夜の魚網にかかる。「夜網」が「弱み」に重なり、慣用句で回収する。

サゲ

「ははあ、夜網(弱み)につけ込んだな」

医者噺のマクラ向きの短さ。薬屋で切る型と、漁師まで行く型。 別名『風邪の神送り』を統合(表記ゆれ)。 別名『風邪の神送り』。薬屋(医者)の「お名残り惜しい」で切る短型あり。本線は漁師の夜網/弱み。

ほかに