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片棒

かたぼう

別名 · 赤螺屋

A滑稽噺江戸親子教訓

三人の息子に、自分の葬式をどう出すか。けちな主人が、跡取りを決めるために尋ねる。

情景

石町の店。長男は重箱、次男は祭囃子、三男は菜漬けの樽を持ち出す。

登場人物

あらすじ

  1. 赤螺屋の吝兵衛が、三人の息子の誰に店を継がせるか悩む。
  2. 番頭は、家の一大事にどう金を使うか試しては、と勧める。主人は自分の葬式を尋ねる。
  3. 長男は二晩の通夜と豪華な料理、次男は芸者と祭囃子の葬列を語る。
  4. 最後に三男が、いちばん金のかからぬ葬式を話し始める——。

みどころ

聴くとき

三男の葬式案が一段落したあとの、主人の一言。

結末

  1. 三男は極端な倹約葬を語り、片棒は自分が担ぐと言う。
  2. もう片棒は雇ったほうが、と継いだところで主人が制する。
  3. 「心配するな。俺が出て担ぐ」。

オチ

跡継ぎの試問で、三男が倹約葬を語る。もう片棒は死んだ本人が出て担ぐ——倹約の極致。

サゲ

「心配するな。俺が出て担ぐ」。

息子の人数・葬式案の派手さは演者差。本線は「俺が出て担ぐ」。

ほかに