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近日息子

きんじつむすこ

滑稽噺上方・江戸長屋親子考え

「近日」を翌朝と読んだ息子が、父の用事を早合点して動き出す。

情景

上方の長屋。芝居の看板。医者と棺。鯨幕。

登場人物

あらすじ

  1. 息子が「近日より」の芝居を翌朝だと教え、父は閉まっている小屋に行く。
  2. 近日は「そのうち」——商売の先繰りを見習え、と小言。
  3. 父が頭が痛いと横になると、息子は医者を呼び、異常なしでも棺を買ってくる。
  4. 先繰り機転、と言われたから——長屋が弔問と鯨幕の準備をはじめる。

みどころ

聴くとき

棺をかついで帰る息子の、真面目な顔。

結末

  1. 父はピンピンして煙草。悔やみの列が狼狽する。
  2. 表を見ろ——鯨幕に忌み札、葬式の用意ができている。
  3. 近日の誤解が、死の先繰りまで走る。

オチ

「先を読め」の小言を死の先繰りに取り違える。忌中の札に「近日より」が戻る。

サゲ

「忌み札に『近日より』と書いてあります」

三木助が上方から江戸へ。与太郎型。 三木助が上方から江戸へ。江戸は「忌中のそばに近日」と書く型。父がピンピン・表は鯨幕、が本線の情景。

ほかに