← もどる
きんめいちく
A滑稽噺江戸店地口
骨董屋の店先へ、上方者の長口上。小僧もおかみも、一言もつかめない。
骨董屋の店先。道具の名が、上方言葉で休みなく続く。
店主が『少しはっきりしたところはないか』と尋ねる。
『買わず』が、芭蕉の句の『蛙』に聞こえる地口。
「いいえ、買わずです」。
古池・芭蕉を乗せる型あり。核は通じない伝言と「買わず=蛙」。