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金明竹

きんめいちく

A滑稽噺江戸地口

骨董屋の店先へ、上方者の長口上。小僧もおかみも、一言もつかめない。

情景

骨董屋の店先。道具の名が、上方言葉で休みなく続く。

登場人物

あらすじ

  1. 与太郎が親類の道具屋で店番。客が借りに来て取り違えが続く。
  2. 伯父が訂正に出ている隙に、上方商人の使いが来る。
  3. 大阪弁が早く、与太郎も伯母もしどろもどろ。
  4. 旦那が帰り、「はっきりしたところは」と聞く——。

みどころ

聴くとき

店主が『少しはっきりしたところはないか』と尋ねる。

結末

  1. 上方者の早口と独特の言い回しが続き、小僧にも伯母にも要件が届かない。
  2. 戻った店主が、弥市に預けた道具七品を買っていったか尋ねる。
  3. 与太郎は、かろうじて覚えた『古池に蛙が飛び込む』を手がかりに、『いいえ、買わずです』と答える。
  4. 『買わず』が『蛙』に聞こえる。

オチ

『買わず』が、芭蕉の句の『蛙』に聞こえる地口。

サゲ

「いいえ、買わずです」。

古池・芭蕉を乗せる型あり。核は通じない伝言と「買わず=蛙」。

ほかに