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くしゃみ講釈

くしゃみこうしゃく

別名 · くっしゃみ講釈

A滑稽噺江戸・上方講釈場友人地口

振られた恨みを、講釈場の煙へ。男は、買うべき粉の名を忘れている。

情景

薄暗い講釈場。張り扇の音。火鉢から、鼻を刺す煙。

登場人物

あらすじ

  1. 男が好きな女と逢っていると、通りがかりの講釈師が場を壊し、女に振られる。
  2. 兄貴分が指南する——講釈の座で胡椒を燻せ、と。
  3. 男は買いものを間違え、のぞきからくりの節を口ずさみながら唐辛子を手にする。
  4. 講釈の最中、粉を燻しはじめる——。

みどころ

聴くとき

張り扇の音が、最初のくしゃみで途切れるところ。

結末

  1. 講釈師はくしゃみだらけで、まともに語れなくなる。
  2. 帰ろうとする男へ、「何か故障でもおありか」と問う。
  3. 男は、「胡椒がないから、唐辛子をくすべた」と返す。

オチ

講釈師の「故障」と、男の「胡椒」を同じ音に掛ける。胡椒が売り切れだったため、燻したのは唐辛子。

サゲ

「何か故障でもおありか」「胡椒がないから、唐辛子をくすべた」。

上方は『くっしゃみ講釈』等。のぞきからくり節の歌詞は東西差。

ほかに