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蜘蛛駕籠

くもかご

別名 · 住吉駕籠

滑稽噺江戸・上方地口

鈴ヶ森の駕籠屋が、一人客のふりをする二人組を乗せて走り出す。

情景

鈴ヶ森の客待ち。見た目以上に重い駕籠、品川宿へ向かう道、いぶかしむ雲助。

登場人物

あらすじ

  1. 鈴ヶ森で客待ちをする雲助が、品川宿へ向かう客をつかまえる。
  2. 二人組の客は一人客のふりで駕籠へ乗り、雲助は重さを不審に思う。
  3. 相撲の話から中で取っ組み合いが始まり、駕籠の底が抜ける。
  4. 二人いたと知った雲助に、客は駕籠の中で自分たちも歩くから許してくれと頼む。

みどころ

聴くとき

雲助が一人客のはずの駕籠を重すぎると不思議がるところ。

結末

  1. 雲助と客が、抜けた駕籠を抱え(歩き)進む。
  2. 子どもが、駕籠から足が四本、駕籠屋と合わせて八本だと言う。
  3. 「あれが本当のクモ駕籠だ」。

オチ

駕籠の中から足が四本、駕籠屋と合わせて八本。雲助の「くも」が蜘蛛の姿になる。

サゲ

「あれが本当のクモ駕籠だ」

元は上方の「住吉駕籠」で、初代柳家小はんが東京へ持ち込んだ。類話の「雀駕籠」は、駕籠屋に鳥の鳴きまねを頼む別筋。

ほかに