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小烏丸

こがらすまる

別名 · 孝行娘 · 竹光

芝居噺江戸・上方飛鳥山親子考え

後妻の一言から、名刀をめぐる家の騒ぎが始まる。

情景

伊勢屋の大店。台所の酒。飛鳥山の夜道。鞘の中の、軽い刃。

登場人物

あらすじ

  1. 仏の幸右衛門の店。後妻おかじが鍼医と密通し、店を荒らしはじめる。
  2. 鳶の勝五郎は川柳でほのめかすが、主人は気づかない。
  3. 娘お照が計略を立て、酔った鍼医に駆け落ちを持ちかける。
  4. 百両と名刀・小烏丸を持ち出させ、飛鳥山で手切れを告げる——。

みどころ

聴くとき

鞘を抜く音。集まる鳥の声。

結末

  1. 激高した鍼医が小烏丸を抜く。
  2. カラスではなく、スズメが集まってくる。
  3. 小烏丸は竹光だった。名刀の伝説が、軽い刃で終わる。

オチ

名刀なら烏が集まるはずが雀。小烏丸は竹光だった。

サゲ

カラスではなく、スズメが集まってくる。

上方『竹光』。『矢橋船』と同型の落ち。 上方『竹光』。本線は雀の群れ→竹光の二重の裏切り。

ほかに