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強情灸

ごうじょうきゅう

別名 · お灸 · 灸丁稚

A滑稽噺江戸反復

友人の熱い灸の自慢に、男は腕へもぐさを山盛りにする。

情景

座敷。腕に積まれたもぐさ。火が回り、煙の向こうで歯を食いしばる。

登場人物

あらすじ

  1. 友人が、とんでもなく熱い灸の話を自慢する。
  2. 男、たかが灸と、腕に山盛りでもぐさを点火。
  3. 石川五右衛門は油で煮られても辞世を詠んだ、と強がる。
  4. 火が肌へ近づいても、五右衛門を持ち出して耐えようとする——。

みどころ

聴くとき

払い落としたあとの、意地悪な問い。

結末

  1. 熱さに耐えきれず、もぐさを払い落とす。
  2. 友人が意地悪く「五右衛門がどうした」と聞く。
  3. 男「五右衛門も、さぞ熱かったろう」。

オチ

五右衛門でも耐えた、と強がっても、熱い灸は熱い。払い落としたあとに「五右衛門もさぞ熱かったろう」。

サゲ

「五右衛門も、さぞ熱かったろう」。

もぐさを払い落とさず、熱さに耐えたままサゲを言う型もある。上方の類話『灸丁稚』は別のサゲ。

ほかに