さるごけ
別名 · お猿旦那
猿に似ていることを禁句にした商家の後家。番頭は貸本屋の口のうまさに頼る。
商家の奥。猿に似たおかみ、禁句を避ける番頭、多弁な貸本屋の源さん。
源さんがおかみを京美人と取り違えて持ち上げるところ。
「猿」を禁句にするおかみの前で、源さんが「木から落ちた猿」を言いかけ、「猫同様」とすり替える。
「木から落ちたサ…——猫同様になっちまいます」
上方で成立し、東京へ再移入された型を本文の基準にする。上方では奈良見物・猿沢の池から「ヒヒ」を言ってしくじる型、猿回しを口にする場面で切る短い型もある。