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雑穀八

ざこはち

別名 · ざこ八

人情噺上方・江戸商家長屋姻戚状況ほろ苦

婚礼の日に姿を消した鶴吉が、十年後に町へ戻る。

情景

様変わりした町通り。再興した店の、魚と精進の匂い。

登場人物

あらすじ

  1. 雑穀八の娘・お絹との婚礼当日、鶴吉が消える。
  2. 十年後、二百両を持って戻る。店はなく、隠居が「潰したのはお前」と語る。
  3. 後の婿が遊蕩で家を壊し、お絹は病んで物置暮らし——鶴吉が娶り直す。
  4. 店を再興したある日、鯛と精進日がぶつかる——。

みどころ

聴くとき

二品の御馳走を前にした、店員の腹の音。

結末

  1. 先夫の精進に怒った鶴吉が魚料理、お絹が精進を店に出す。
  2. 二度の御馳走で腹が一杯になり、帯祝いの話に膨らむ。
  3. 外の乞食の空腹が、「羨ましい」になる。

オチ

先の仏の精進と今の仏の魚料理で店中が満腹。外の乞食の空腹が「羨ましい」に逆転する。

サゲ

「お腹をすかせているのか? それは大変羨ましい」

前半『先の仏』、後半『二度のごちそう』で切る型あり。本線は二度御馳走。 前半『先の仏』、後半『二度のごちそう』で切る型あり。帯祝い型の途中サゲあり。本線は二度御馳走+乞食の羨ましい。

ほかに