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塩原多助一代記

しおばらたすけいちだいき

別名 · 塩原太助

人情噺江戸上州沼田江戸炭屋人情の決着ほろ苦

塩原多助は、故郷で愛馬・青と働く馬方だった。

情景

上州沼田の養家、愛馬・青との別れ、江戸の炭問屋。

登場人物

あらすじ

  1. 多助は幼いころ、父のための五十両と引き換えに上州沼田の塩原家へ養子に出される。
  2. 養父の死後、養母おかめと妻おえいは浪人者の父子と通じ、多助を殺そうとする。
  3. 愛馬の青が危険を察したため多助は難を逃れ、故郷を出る決心をする。
  4. 青を連れて行けない多助は、馬に別れを告げて江戸へ向かう。

みどころ

聴くとき

多助が青に別れを告げる場面と、江戸で勤倹を重ねる長い年月。

結末

  1. 多助は炭問屋の山口屋で働いたのち、本所相生町に自分の炭屋を開いて成功する。
  2. 貧しくなった養母おかめを引き取り、豪商・藤野屋の娘お花と結婚する。
  3. 嫁入りの日、お花は振袖を斧で切り、炭を担いで多助と働く覚悟を示す。

オチ

青との別れを越え、多助は江戸で炭屋として身を立てる。

サゲ

お花が振袖を斧で切り、炭を担いで多助を支える。

初代三遊亭圓朝が1876年から1878年にかけて完成した長編。高座や他ジャンルでは『青の別れ』『江戸日記』『戸田屋敷』などの段が独立して演じられる。

ほかに