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品川心中

しながわしんじゅう

別名 · 仕返し

人情噺江戸地口

品川宿の遊女お染は、客から金を借りるため、心中の相手を探している。

情景

品川の妓楼。桟橋の夜。翌朝の、店の空気。

登場人物

あらすじ

  1. 品川の女郎・お染が、金がなく死を決める。道連れに金蔵を選ぶ。
  2. カミソリを嫌い、桟橋から身投げへ。金蔵を突き落とし、金ができた報せで店へ戻る。
  3. 遠浅で死にそびれた金蔵が親方へ。翌朝、仕返しを企む。
  4. 金蔵が気味の悪い話をし、親方が通夜の口上で現れる——。

みどころ

聴くとき

桟橋の夜。翌朝、店に戻る金蔵の足。

結末

  1. 部屋の金蔵は消え、位牌だけ。親方が化けて出た、頭を丸めろ、と脅す。
  2. お染の髪を剃り、金蔵が現れる。
  3. 「客を釣りすぎて、魚篭(比丘尼)にされた」。

オチ

客を釣る遊女が、魚を入れる「びく」と尼僧の「比丘尼」を掛けた地口で仕返しされる。

サゲ

「客を釣りすぎて、魚篭(比丘尼)にされた」。

長い噺。前半のみで切る型、『仕返し』独立型あり。 長い噺。前半のみで切る型、『仕返し』独立型、かもじ(入れ髪)で返す型あり。

ほかに