← もどる

虱茶屋

しらみぢゃや

別名 · しらみ茶屋

滑稽噺江戸茶屋地口

茶屋の座敷で、旦那が袖口を気にしながら踊りを眺める。

情景

茶屋の座敷。踊りの手。袖口の、ふくらみ。

登場人物

あらすじ

  1. 悪戯好きの旦那が虱を持ち、茶屋遊びへ。
  2. 運勢を見るふり、襟を直すふりで、座敷の者へ移していく。
  3. 酒宴と踊り——みな平気な顔でかゆみをこらえ、動きがおかしくなる。
  4. 遅れた幇間が、旦那の袖口を見る——。

みどころ

聴くとき

掻きたいのをこらえる、踊りの間。

結末

  1. 袖口から虱がはみ出しているのを発見される。
  2. 旦那——しまった、筒の爪を忘れた。
  3. 悪戯の種明かしと、自分の失敗が同時に落ちる。

オチ

座敷に仕込んだ虱が袖口からはみ出す。筒の爪を忘れたと分かり、仕掛け人の失敗が種明かしになる。

サゲ

「しまった、筒の爪を忘れた」

ほかに