たのきゅう
別名 · 棚牡丹 · 田之紀
大蛇と芝居好きの旅人が、山道で互いの話を聞き出す。
伊予と阿波の境の鳥坂峠。芝居道具を抱えた久兵衛と、白髪の老人に化けた大蛇。
山中で大蛇が田能久に『何が怖い』と尋ねるところ。ここで金とヤニの両方が仕込まれる。
大蛇に「金が怖い」と口にする。ヤニで退治された大蛇が、いちばん嫌いなものを届ける——箱の一万両。
箱を開けると一万両。
別題『棚牡丹』『田之紀』。大蛇の弱点や化ける役、金額には演者差がある。田能久が『金が怖い』と言うのは退治後ではなく、山中で大蛇と互いの弱点を話す場面。