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愛宕山

あたごやま

A滑稽噺江戸・上方主従どんでん返し

旦那が谷へ小判二十枚。幇間の一八は、茶店に干してある大傘へ目をつける。

情景

愛宕山の茶店。かわらけの割れる音。谷底の的と、干してある大傘。

登場人物

あらすじ

  1. 旦那が幇間の一八らを連れて愛宕山へ遊ぶ。かわらけ投げに興じる。
  2. 旦那が谷へ小判を投げ込んでみせる。
  3. 一八が欲を出し、傘を頼りに谷へ飛び降りる。
  4. 小判は掴む。だが、どう上がるかは考えていなかった——。

みどころ

聴くとき

竹をしならせ、崖上へ飛び戻った一八に旦那が声をかけるところ。

結末

  1. 長襦袢で縄を綯い、竹をしならせて崖上へ戻る。
  2. 旦那が「小判は」と聞く。
  3. 一八は「あああ……忘れてきた」と答える。

オチ

谷に落ちた小判を命がけで拾う。崖を上がったあとに、肝心の小判を忘れてくる。

サゲ

「忘れてきた」。

上方発祥。江戸移入あり。唄・人数・茂八の関与は演者差。

ほかに