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試し酒

ためしざけ

A滑稽噺江戸座敷ぶっつけ

下男の久蔵は五升飲めるのか。尾張屋と近江屋が賭けをする。

情景

尾張屋の座敷。一升入る大盃と、五升の酒。

登場人物

あらすじ

  1. 近江屋が尾張屋を訪ね、下男の久蔵は五升飲めると自慢する。
  2. 尾張屋が、本当に五升飲めるか賭けを持ちかける。
  3. 久蔵は、受けるかどうか考えたいと言って表へ出る。
  4. 戻った久蔵は賭けを受け、一升入る大盃を手にする。

みどころ

聴くとき

久蔵が一升ずつ飲む間と、尾張屋が表へ出た理由を尋ねる場面。

結末

  1. 下男は大きな杯で五升を飲み干してみせる。
  2. 驚いた尾張屋は、表で薬を飲んだのか、まじないを受けたのかと尋ねる。
  3. 久蔵は、五升飲んだことがなかったので、表の酒屋で試しに五升飲んできたと答える。

オチ

久蔵が賭けを受ける前に表へ出たのは、五升飲めるかどうかを別の酒屋で五升飲んで試すためだった。

サゲ

「表の酒屋で、試しに五升飲んできました」

今村信雄作とされる新作落語で、七代目三笑亭可楽が手を加えた現行型が広まった。古典落語の時代設定で演じられる。

ほかに