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てがみむひつ
別名 · 無筆の手紙 · 平の蔭
滑稽噺江戸・上方家兄弟地口
伯父の手紙を読めない八五郎は、兄に読み上げてもらおうと持ち込む。ところが兄も字が読めない。
本所からの手紙。風呂敷を抱えた使い。読んでいるふり。
兄がでまかせを重ねるたび、八五郎が細かく問い返すところ。
読めない手紙を当て推量で読みすぎる。お猪口は「大平の字の陰」に隠したとごまかす。
「お猪口は小さいので、大平という字の陰に隠れて見えなかった」
上方題は『平の蔭』。八五郎の相談相手を隠居とする型や、大平を丼、猪口を盃とする型がある。