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義太夫息子

ぎだゆうむすこ

別名 · 浄瑠璃息子

滑稽噺上方・江戸親子地口

義太夫に夢中の息子が、夜遅くまでの稽古で父を怒らせる。

情景

夜の表戸。うなる声。巡査の提灯。座敷の、剣突。

登場人物

あらすじ

  1. 息子が浄瑠璃語りに熱中し、稽古で夜遅くまで外出する。
  2. ある晩、帰宅して表戸を叩いても父は開けず、詫びも受けない。
  3. 息子は開き直り、夜通し語って寝かせぬとうなり始める。
  4. 巡査が通りかかり取りなして中へ——入ってからも語りは続く——。

みどころ

聴くとき

父の剣突のあと。息子の、業界の言葉。

結末

  1. 父が「毎晩剣突を食らわされるのは聞き飽きただろう」と諭す。
  2. 息子「剣突ぐらい何でもない、床へ出たら槍を食い通しや」。
  3. 「槍を食う」

オチ

家庭の剣突を、舞台の「槍を食う」(やじ)に置き換える。道楽の耐性自慢。

サゲ

「床へ出たら槍を食い通しや」

上方『浄瑠璃息子』(桂文屋作)。文治が江戸へ移入。 上方『浄瑠璃息子』系。東京移入型が本線。

ほかに