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てんぐさばき
裁き上方・江戸長屋山夫婦入れ子
見ていない夢を、皆が聞けと迫る。問答が止まらない。
昼寝の縁側。長屋の井戸端。奉行所の庭木。天狗の爪。
奉行が大家を注意して一件落着に見えたあと、喜八へ向き直るところ。
夢を聞かれる地獄が全部夢だったのに、目覚めて妻が同じ問いを出す。始まりに戻るまわり落ち。
「どんな夢を見ていたんだい?」。
上方『羽団扇』の前半と共通。本稿は大天狗まで進む型。短尺では奉行所で目覚める『夢の喧嘩』型もある。