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茄子娘

なすむすめ

別名 · 茄子化け · 茄子の子

滑稽噺江戸・上方地口

茄子畑の和尚のもとへ、夜に美しい娘が訪ねてくる。

情景

寺の茄子畑。夜の縁側。戒めを抱えて出る、旅の門。

登場人物

あらすじ

  1. 和尚が畑の茄子に「大きくなったら菜にしてやる」と声をかける。
  2. ある夜、美しい娘が現れ、「妻にする」と聞いたので来たと言う。
  3. 一夜を共にし、翌朝消える。和尚は戒めを恥じ、旅に出る。
  4. 数年後に寺へ戻ると、縁の続きが待つ——。

みどころ

聴くとき

娘が消えた朝。子が名乗る間。

結末

  1. 子どもが現れ、茄子の精の子だと名乗る。
  2. 和尚はあっけに取られる。
  3. 「親はナスとも子は育つ」——ことわざ崩しで受ける。

オチ

「菜にする」が「妻にする」に聞こえ、断った縁が数年後に子の姿で戻る。ことわざ崩しで締める。

サゲ

「親はナスとも子は育つ」

怪異と艶の中間。本線は聞き違いと諺落ち。

ほかに