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猫と金魚

ねこときんぎょ

別名 · 猫

滑稽噺江戸商家地口

金魚を狙う猫と、番頭の虎退治が同じ家で騒ぎになる。

情景

金魚鉢の水面。風呂場の水音。鳶頭の太い腕。

登場人物

あらすじ

  1. 旦那がかわいがる金魚が減り、隣の猫の仕業と見る。
  2. 番頭に命じるが、受け答えがずれ、猫にも怯む。
  3. 近所の鳶頭・トラさんを呼ぶ。威勢よく引き受ける。
  4. 風呂場で猫と格闘し、水をかぶって大騒動——。

みどころ

聴くとき

風呂場の騒動のあと。トラさんが弱気になる間。

結末

  1. 気絶したトラさんが弱気になり、自分の姿を言う。
  2. 虎の名が、濡れねずみに化ける。
  3. 強そうな肩書きが、一言ではがれる。

オチ

虎の名が水をかぶって濡れねずみ。肩書きと現実が逆転する。

サゲ

「名前はトラですが、いまはこのとおり『濡れねずみ』になりました」

新作寄りの型あり。 「ねずみ年生まれ」型など口演差あり。本線は濡れねずみ。

ほかに