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ひっこしのゆめ
別名 · 宿替えの夢
滑稽噺上方・江戸店言い訳
大店に器量よしの女中が来た夜、男たちは二階を目指すが、梯子はもう上げられている。
大店の夜。引き上げられた梯子。肩に食い込む膳棚。井戸の暗い口。
女将の灯りが近づく足音。棚を担いだままの息。
夜這いの失敗を「宿替えの夢」に見立てる。担いだ膳棚が、言い訳の証拠になる。
「宿替えの夢を見ております」
上方では『口入屋』。手代が井戸へ落ちるくだりを省く型や、『井戸替えの夢』で落とす型もある。