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一目上がり

ひとめあがり

別名 · 七福神 · 軸ほめ

滑稽噺江戸トントン

掛け軸の褒め方を一つ覚え、八五郎が家々の床の間を回る。

情景

床の間の掛け軸。讃、詩、悟。直されるたび、八五郎の数だけが一つ上がる。

登場人物

あらすじ

  1. 八五郎が隠居から、掛け軸の讃の褒め方を教わる。
  2. 大家では「これは詩だ」、先生では「一休の悟だ」。
  3. 讃、詩、悟が「さん、し、ご」と聞こえ、八五郎は一つずつ上がるものと思い込む。
  4. 次に訪ねる兄貴分の家でも、掛け軸を見せてもらう——。

みどころ

聴くとき

讃、詩、悟と直されるたび、八五郎の返事が自信を増していく調子。

結末

  1. 八五郎は、さん、し、ごの次だからと兄貴分の掛け軸を「ろくだ」と褒める。
  2. 掛け軸に描かれているのは七福神。
  3. 兄貴分が「馬鹿、七福神だ」と返す。

オチ

讃・詩・悟を三・四・五と数えた八五郎が六まで先回りし、七福神と訂正される。

サゲ

「いや、七福神だ」。

ここでは現在多い七福神型を本線とする。古池の軸を「はち」と褒め、「芭蕉の句」で九まで上げる型もある。

ほかに