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干物箱

ひものばこ

別名 · 吹替息子 · 大原女 · 作生

滑稽噺江戸・上方家庭親子間抜け

遊びたい若旦那が、俳句好きの声色名人を頼る。

情景

二階の障子。俳句の声。裏口と、表の呼び鈴。

登場人物

あらすじ

  1. 遊びを禁じられた若旦那、銭湯の口実で善公を訪ねる。
  2. 二階で寝て父に答えろ、俳句の受け答えを三十両で仕込む。
  3. 善公、教え通り「竜の子」「大原女」「返り花」と返す。
  4. 無尽や干物の場所で的外れになり、父が二階へ上がり——。

みどころ

聴くとき

表から「忘れ物」と声をかける、若旦那のタイミング。

結末

  1. 身代わりが露見したところへ、若旦那が表から声をかける。
  2. 父が「馬鹿野郎、家へ入れねえぞ」と怒鳴る。
  3. 「善公は器用だな、親父の声色までそっくりだ」——露見を声色で誤認。

オチ

身代わりが露見したあと、本物の父が怒鳴る。若旦那はそれを善公の声色と聞き違える。

サゲ

「善公は器用だな、親父の声色までそっくりだ」。

俳句の言い含め型と、言い含めなし型がある。サゲの声色誤認は江戸本線。上方は『吹替息子』。

ほかに