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百年目

ひゃくねんめ

別名 · 番頭百年目

A人情噺上方・江戸主従人情の決着ほろ苦

堅物の番頭が、花見の席で大旦那をつかまえる。翌朝、待っていたのは叱責ではなかった。

情景

桜ノ宮の花見。目隠しを取れば、大旦那の顔。

登場人物

あらすじ

  1. 船場の番頭・次兵衛は、店では口やかましい堅物。
  2. 得意先回りと偽って屋形船でどんちゃん騒ぎ。
  3. 桜ノ宮で「目ン無い千鳥」をしていると、大旦那が通りかかる。
  4. 目隠しの番頭が芸者のつもりで掴み、外すと——大旦那——。

みどころ

聴くとき

長い諭しのあと、大旦那が花見の一言を尋ねる。

結末

  1. 番頭は「長らくご無沙汰を」とひれ伏し、店へ戻って寝込む。
  2. 翌日、叱責ではなく優しい諭しが待っている。
  3. 旦那「なぜご無沙汰だった」——番頭「しもた、これが百年目と思いました」。

オチ

見つかった瞬間、番頭は「これが百年目」と観念する。翌日の問いにも、その覚悟が口をつく。

サゲ

「しもた、これが百年目と思いました」。

上方・江戸に伝わり、来歴や大旦那の諭し方には諸説・演者差がある。

ほかに