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めがね泥

めがねどろ

別名 · めがね屋 · めがね屋泥棒 · めがね屋盗人

滑稽噺上方・江戸間抜オチ

眼鏡屋へ押し入る三人組を、店番の丁稚が節穴越しに迎える。

情景

夜の眼鏡屋。節穴。望遠鏡とレンズの、冷たい輪。

登場人物

あらすじ

  1. 三人組の泥棒が夜、眼鏡屋へ押し入ろうとし、まず節穴からのぞく。
  2. 店番の丁稚が気づき、節穴の前へ望遠鏡や眼鏡を置く。
  3. 中が遠すぎる、顔がでかすぎる——のぞくたび景色が狂う。
  4. 奥が果てしなく見え、足がすくむ——。

みどころ

聴くとき

レンズを置いたあとの、頭の独り言。

結末

  1. 家の奥が広大に見え、手が届かないと思い込む。
  2. 「奥へ行くまでに夜が明ける」と頭があきらめる。
  3. 一歩も踏み込まぬまま、三人は逃げる。

オチ

丁稚の光学仕掛けで奥が果てなく見える。泥棒は一歩も踏み込まず、朝を理由に退散する。

サゲ

「奥へ行くまでに夜が明ける」。

上方では『眼鏡屋盗人』など。本線は節穴の錯覚で未遂のまま逃げる間抜けオチ。

ほかに