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夜桜

よざくら

別名 · 親子茶屋

色噺江戸・上方親子皮肉

夜桜見物を口実に、息子が父に廓帰りを隠そうとする。

情景

吉原の妓楼。かっぽれの拍子。襖の向こうの、息。

登場人物

あらすじ

  1. 春、三日ぶりに吉原から帰った息子を父が咎める。
  2. 息子は「夜桜を見に」とごまかす。父は親孝行の説教をする。
  3. 父も無尽仲間の酒の流れで同じ妓楼へ。息子も店を抜け出す。
  4. 幇間が襖を開き、踊りの最中に親子を対面させる——。

みどころ

聴くとき

襖が開く、一拍。

結末

  1. 親子がお互いを認め、狼狽する。
  2. 父が息子に「せがれよ、飲み過ぎはならんぞ」。
  3. 呑む・買うは見られたため、打つ(博打)だけが説教に残る型もある。

オチ

同じ遊びを咎める口が、同じ座にいる。呑むは見られたので、説教に残るのは飲み過ぎだけ。

サゲ

「せがれよ、飲み過ぎはならんぞ」

上方の『親子茶屋』にあたる江戸移し。本線は父子が同じ廓で鉢合わせし、残った道楽を説教する型。

ほかに