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越後屋

えちごや

別名 · 越後屋角兵衛 · 角兵衛

滑稽噺江戸長屋地口

長屋の八五郎が、大店の娘をめぐる恋の相談を始める。

情景

長屋の病床。越後屋の暖簾。厠の気配。

登場人物

あらすじ

  1. 八五郎が伏せ、兄貴分に越後屋の娘への恋わずらいだと白状する。
  2. 身分違いだとたしなめられても、会いたさだけが残る。
  3. 豆を買いに通うなど拙い手を試し、やがて厠での待ち伏せを思いつく。
  4. 恋の高ぶりが、最悪の場所へ向かう——。

みどころ

聴くとき

厠の気配。張りつめた息の、あとの一言。

結末

  1. 待ち伏せはみじめな失敗に終わる。
  2. 「恋に上下のあるでなし」——言葉は名言めく。
  3. 音は「肥え」に重なり、恋心が地面へ落ちる。

オチ

「恋」が「肥え(こえ=肥やし)」に重なる。名言めく一言が、厠の失敗を回収する。

サゲ

「恋に上下のあるでなし」

荒い下げ。好みは分かれる。本線は恋と肥え。 別題に各兵衛の婚礼系。サゲは恋=肥えの地口が本線。

ほかに