おたまうし
別名 · 堀越村 · 堀越村のお玉牛
評判の娘へ夜這いをかけた若い衆が、暗闇で手探りを続ける。
堀越村。若い衆が集まる土手と、お玉の家の暗い一間。
源太が尻尾を髪、角をかんざしと思い込む手探りの場面。
「お玉をうんと言わせたか」という問いに、牛の鳴き声を重ねて「いや、モーと言わした」と返す地口。
「いや、モーと言わした」
現在よく演じられる短縮型では、茂兵衛が夢の自慢をし、こづきの源太が夜這いをかける。古い『堀越村』を含む型では、与平次夫婦がお玉を引き取り、茂平が夜這いをかける筋もある。