ぎがん
別名 · 入れ目 · のぞき医者
目の具合が悪い男が、医者の指示を受けて奇妙な治療を試す。
医者の診察、吉原の隣座敷、数日後の往診。
隣の客が水を飲み干す場面と、医者が双眼鏡をのぞく間。
男が飲み込んだ義眼が腸の出口まで来ていたため、尻をのぞいた医者には向こうから目がにらんでいるように見えた。
「向こうからも誰かにらんでた」
別題は『入れ目』、上方では『のぞき医者』。五代目古今亭志ん生の型は「向こうからも誰かにらんでた」、古い型には「尻の穴ににらまれたのは初めてだ」というサゲもある。