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強飯の女郎買い

こわめしのじょろうかい

別名 · 子別れ(上)

色噺江戸友人落差

葬式の強飯でいい気分。おごる威勢が、財布の中身で冷める。

情景

山谷の帰り。ふんどしに染みた煮しめ。廓の灯り。

登場人物

あらすじ

  1. 山谷の弔いでいい心持ちの熊さんが、吉原へ繰り込むと宣言する。
  2. 紙屑屋の長さんを「今日は俺がおごる」と無理に誘う。
  3. 強飯の煮しめがふんどしに染みた、と大騒ぎ。
  4. 「俺は金がある」——長さんが額を聞くと——。

みどころ

聴くとき

『今日は俺がおごる』と胸を張る熊さんに、長さんが金額を尋ねるところ。

結末

  1. 金の自慢が一円から始まり、どんどん値下がりする。
  2. 最後は三銭。
  3. 長さんに額を聞かれるたび、熊さんの答えが小さくなる。

オチ

「俺は金がある」の威勢が一円から値下がりし、最後は三銭。口上だけが先走る。

サゲ

「……三銭」

『子別れ』上の独立場面で、五代目古今亭志ん生が一席に練り上げた型が知られる。中・下は夫婦別れを経て『子は鎹』へ続く。

ほかに